甲子園大学での第2回目の連携食育講座を開催しました

この日(平成26年11月17日)は「流通について」と題して行いました。

 

まず、小田垣会長が、「おだがきさん家の八鹿豚」と題して講義を行いました。

 子供の頃から動物が好きで、家業を継いだことなど、就農の経緯を話した後、生産から流通までを説明しました。

 生産では、誕生から半年で出荷すること、一般的には120kg程度で出荷するところ、130kgまでに大きく育てていること、スペインで有名なイベリコ豚はシステインという栄養価があるドングリを餌にしているが、八鹿豚では、それ以上に栄養価があるB級品の丹波栗を餌にしていることや、地元のケーキ屋さんと提携してケーキくずを餌にするなど地元との連携について説明しました。

 

 

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 出荷については、と畜場から、地元の精肉店や卸に流通する仕組みについて説明しました。

 「誕生から出荷までが短いからこそ、愛情を注いでいる。いただきますの意義を知り、感謝の気持ちを持って欲しい。そうしてもらうと、生産者としてもうれしい。」との言葉で締めくくりました。

        (小田垣会長動画)

 

                                                                                                                                                                                        続いて、都倉副会長が、「流通の持つ意味」と題して、生産している葉物野菜の栽培行程を説明した後、

流通の定義や卸売市場の機能を説明しました。

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  自身は市場を通さない流通を行っているが、「そうすることで、客のニーズに応えることができるとともに、自分の経営を自分で構築できる。また、地域との繋がりができる」などの理由を話しました。

 

 

 

 

 

 最後に地産地消の意義を説明した後、「流通は物だけではなく気持ちを伝えること」との言葉で締めくくりました。

(都倉副会長動画)

 

 

 

 

 

質疑応答では、小田垣会長には「栗やケーキを餌として与えることによる肉質への影響」、都倉副会長には「周年栽培とは何か。また、小松菜、水菜、ルッコラ以外に生産する予定は」などの質問がありました。

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 小田垣会長からは「果物などに含まれる酵素の影響で甘みのある豚肉に育ちます。味もよくなりますが、なによりも、地元のお菓子を使うことでブランド化が図れます」、都倉副会長からは「周年栽培とは一年を通じて供給ができることで、施設栽培の特徴です。小松菜、水菜、ルッコラは同じアブラナ科で栽培管理が似ているので栽培していますが、今後は菊菜やホウレンソウなどの栽培を考えています」との回答がありました。

 

 

 

最後に、甲子園大学 伊藤准教授より、「生産、流通と学んだ内容を次回に活かして欲しい」との言葉で第2回目の講義を締めくくりました。

 

次回は11月30日に三田市の蓬莱牧場で野菜の収穫実習、和牛の肥育状況を見学した後、JA兵庫六甲三田営農総合センターへ移動し収穫した野菜の調理実習や農産物直売所「パスカルさんだ」の見学を行います。

 

 

   1回講義の内容(リンク)

 

シェフVOICE


農家の食卓紹介