甲子園大学で27年度第2回目の連携食育講座を開催しました

この日(平成27年6月17日)は「流通について」と題して行いました。

 

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まず、農業青年クラブ連絡協議会の飯塚祐樹さんが、「HANDSが取り組む「伝える」「つながる」「広げる」農業」と題して講義を行いました。

 地産地消に力を入れている地元の姫路市で食と農をつなぐ取り組みをしたいという想いを同じくする7名がHANDSというグループを結成し、消費者との交流事業などで販路を拡大していった取り組みを紹介しました。 

 また、少量多品目の農産物を生産している農家が多い中播磨で、野菜を運ぶ新たな仕組み作りとして、卵の配送ルートを利用した出荷システムの開発なども説明しました。

 最後に、HANDSが企画した「幻の酒米」と呼ばれている酒米の田植えイベントへの参加を告知して講義を締めくくりました。

           

                                           (飯塚さん動画)

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 続いて、兵庫県青年農業士会 田渕真也さんが、「たべるをはじめる ~農家から見た流通~」と題して、生産しているお米の流通について説明しました。

 15年前の流通形態と現在を比較すると、海外からの輸入や直売所での販売が増えるなど多様化している流通システムについて解説しました。

 最近の流通に関する法律が産地情報の表示など消費者保護の動きに変わってきているなか、消費者との距離を縮めるため、同業者で流通の会社を立ち上げた事例なども紹介しました。     

 「作る人は食べる人の気持ちを考え、食べる人は食べることに価値を持って欲しい。その橋渡しが流通ではないか」との言葉で締めくくりました。

 

               (田渕さん動画)

 

 

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質疑応答では、「消費に関する知識を得られる場所や方法を教えてください」との質問がありました。

 田渕さんからは「数値だけで判断しないことが大切です。見て食べて判断する習慣を身につけてください。そのためには農家に聞くなど体験が必要です」との回答がありました。

 

 

 

 

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最後に、甲子園大学 伊藤准教授より、「農家に就職したいと相談に来る学生もいますが、方法や情報があれば提供して欲しい」との質問に対し、飯塚さんより、「8月9日に兵庫県が神戸国際会館で新規就農者向けセミナーを開催します。農業法人への就職相談もできますのでぜひ参加してください」との言葉で第2回目の講義を締めくくりました。

 

次回は8月下旬に、兵庫県内の若手農業者が生産した農畜産物を使った調理実習及びお料理コンテストを実施します。

 

        講義を受けた学生のレポート

シェフVOICE


農家の食卓紹介